昨年の暮れ、銀座を歩いていて目に留まったギャラリーのショウウインドウ。何とも詩情溢れる木彫が展示されていました。藤岡孝一氏の作品展でした。すっかり気に入り、小品を買い求めました。今年、また件のギャラリーから、藤岡孝一氏の作品展の案内が来ました。ギャラリーの店員は、私の名前や去年買った作品についても、憶えていてくれました。それで今回も小さな作品を一つ買いました。「夢の途中」という作品です。
楽器を横にベンチに佇む男性。見上げる視線の先にあるものは、追い求める夢なのか、それとも夢破れて眺める夕暮れの空なのか。まるで映画のワンシーンかのようなストーリーが感じられます。
今は我が家のQuad44アンプの上で、昨年買った作品に並んで、藤岡ワールドを見せてくれています。
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